9/6 釜石シーウェイブス戦レポート |
岩手県釜石市に遠征し、釜石シーウェイブスと練習試合を行った。
釜石には、新日鉄釜石時代の4年前に遠征して以来、2度目の遠征となる。その時は40−17で敗れている。
釜石シーウェイブスは、新日鉄釜石からクラブチーム化し、今年で3年シーズン目を迎える。
織機と同じく昨年はトップリーグ入りを逃したため、今年は下部リーグのトップリーグイースト10からトップリーグを目指す。
翌週からそのトップリーグイースト10が始まるため、最後の調整試合ということで
地元ファンも多数詰め掛け、かなり気合が入っている。
一方の織機は、先週のクボタ戦のメンバーに対し、ロックに金田を投入する構成で、
現状のベストメンバーで挑む。先週のクボタ戦の課題をどこまで修正することができるのか、小雨がぱらつく中15:30にキックオフ。
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<試合経過> |
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織機 |
釜石
シーウェイブス |
前半 |
5 (1T) |
14 (2T・2G) |
後半 |
54 (8T・7G) |
7 (1T・1G) |
合計 |
59 (9T・7G) |
21 (3T・3G) |
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『後半の立ち上がり10分に集中して、
織機のペースにしろ!』と
クリスヘッドコーチから檄が飛ぶ。 |
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織機 |
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釜石シーウェーブ |
氏名 |
年齢 |
身長 |
体重 |
出身校 |
No. |
氏名 |
年齢 |
身長 |
体重 |
出身校 |
天野 智史 |
29 |
173 |
94 |
日本体育大 |
1 |
浅田 哲哉 |
25 |
172 |
97 |
関東学院大 |
土井 勝人 |
27 |
181 |
97 |
大阪体育大 |
2 |
松井 康輔 |
21 |
177 |
95 |
男鹿工 |
飯干 陵 |
26 |
173 |
102 |
延岡工高 |
3 |
田村 義和 |
24 |
183 |
105 |
弘前実業高 |
金田 拓也 |
27 |
183 |
95 |
名城大 |
4 |
三浦 健博 |
26 |
182 |
92 |
釜石工 |
三治 清敬 |
29 |
184 |
100 |
武豊高 |
5 |
仲上 太一 |
34 |
190 |
110 |
大阪工大高 |
一本杉 仁志 |
26 |
180 |
85 |
大阪工大高 |
6 |
小田島 康人 |
28 |
180 |
87 |
東海大 |
高橋 悟 |
25 |
180 |
92 |
龍谷大 |
7 |
R.マクドナルド |
27 |
187 |
93 |
トーウンバ高 |
マーク マリー |
30 |
186 |
99 |
セイクリッド・ハート高 |
8 |
三浦 智拓 |
28 |
187 |
100 |
関東学院大 |
丹生 雅也 |
30 |
167 |
71 |
日本体育大 |
9 |
池村 章宏 |
26 |
170 |
73 |
関東学院大 |
アントニー モナハン |
30 |
180 |
82 |
ワンガレイ高 |
10 |
越前谷 大樹 |
26 |
183 |
75 |
金足農高 |
高橋 昌裕 |
21 |
176 |
97 |
名古屋工高 |
11 |
木立 博臣 |
26 |
170 |
76 |
関東学院大 |
佐々木 秀樹 |
26 |
176 |
83 |
名古屋工高 |
12 |
佐藤 誠 |
26 |
169 |
71 |
中央大 |
夏山 昌利 |
27 |
172 |
79 |
帝京大 |
13 |
A.マコーミック |
36 |
185 |
92 |
クライストチャーチボーイズ高 |
栗須 毅 |
25 |
169 |
70 |
名城大 |
14 |
金 和則 |
24 |
183 |
67 |
金足農高 |
横井 寛之 |
25 |
173 |
71 |
早稲田大 |
15 |
篠原 洋介 |
25 |
172 |
72 |
修徳高 |
堀江 芳裕 |
26 |
175 |
104 |
法政大 |
リ
ザ
|
ブ |
河野 朗 |
27 |
172 |
90 |
多摩大 |
戸田 紀昭 |
32 |
171 |
88 |
京都産業大 |
吉田 一行 |
26 |
183 |
105 |
三本木農高 |
曽和 裕雅 |
25 |
177 |
103 |
龍谷大 |
高橋 竜次 |
29 |
180 |
115 |
日本大 |
小林 祐介 |
21 |
184 |
97 |
柏原高 |
向井 陽 |
26 |
167 |
72 |
盛岡大 |
石川 茂幸 |
23 |
187 |
100 |
帝京大 |
細川 進 |
24 |
170 |
72 |
東北福祉大 |
有田 伸吾 |
24 |
178 |
87 |
大阪体育大 |
金丸 健 |
27 |
178 |
84 |
日本体育大 |
後藤 和彦 |
24 |
171 |
64 |
明治大 |
阿部 昇 |
28 |
180 |
78 |
八戸工大 |
山下 太己 |
22 |
173 |
80 |
同志社大 |
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山本 篤史 |
21 |
176 |
78 |
西陵商高 |
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ダニエル バレイナドゴ |
25 |
183 |
104 |
マリスト・ブラザーズ高 |
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試合は、立ち上がりから気合の入った釜石ペースで試合が進む。
飛行機の発着時間の関係で、5時間半の移動後すぐにゲームという強行スケジュールのためか、
織機の選手の動きが重く、またチャンスのラインアウトでミスを犯すなどして、なかなかリズムに乗れない。
そして前半15分には、釜石FWのラッシュから釜石フランカーのマクドナルドが抜け出し、先制のトライを奪われ、0−7となる。
20分、織機No.8のマークがシンビンで一時退場となり、さらに釜石が勢いに乗る。
23分には織機陣にキックされたボールをフルバック横井がキャッチし、釜石陣へキックしようとしたところをチャージされ、
そこから2本目のトライを許してしまい、0−14となる。
25分くらいを過ぎた頃から、やっと織機の動きが良くなり、27分に相手ボールをターンオーバーして、
ウイングの栗須が1トライを返して、5−14と追い上げる。その後、織機も攻めるが、
釜石の激しいディフェンスでトライが奪えないまま、前半を終了。
ハーフタイム、
『悪かった前半を忘れて、後半の立ち上がり10分に集中して、織機のペースにしろ!』とクリスヘッドコーチから檄が飛ぶ。
それに三治キャプテンが応え、メンバーに気合を入れて、後半に入る。
そして後半の立ち上がりから、前半とはまるで別のチームとなったように、織機がガンガン攻めまくる。
4分にゴール前のラックからスクラムハーフの丹生がサイドを突いて後半最初のトライを奪うと、
7分、12分、15分と4連続トライを奪い、33−14と一気に相手を逆転して突き放す。
20分に釜石に1トライを返されるものの、
25分からセンターに入ったダニエルが、28分、30分、33分と3連続トライを決め、
さらに38分には、フルバックに入った後藤がトライを決め、59−21で試合終了。
前半は、織機の選手の動きが悪く、相手のペースで試合が進んでリードを許したが、
後半は見違えるように動きが良くなり1つ1つのプレーの精度が上がって、後半だけで8トライを奪うことができた。
今回の試合の課題は、やはりリードを許してしまった前半だろう。
移動疲れもあったかもしれないが、ミスが多く、さらに前に出るタックルと2人係りでボールに絡むディフェンスができなかった。
釜石はクボタのような大きいFWではないが、前に出るタックルと2人係りでボールに絡むディフェンスができないと、
体格の小さい織機は、前半のような展開となってしまう。
前に出るタックルと2人係りでボールに絡むディフェンスは、織機の生命線ということを意識して、今後の試合を戦ってほしい。 |
レポート ラグビー部 K氏 |