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 6/14 サントリー戦レポート
6月14日(土)東京都府中市に遠征し、サントリーと練習試合を行った。
大変蒸し暑い日となったため、前後半の途中(20分)で
ウォーターブレイクを入れる、変則的なルールでの試合となった。
サントリーは、昨年度の日本選手権決勝ではNECに足元をすくわれたが、
実力的には日本一のチーム。
ただ春のオープン戦は、トヨタ自動車に22−42、
NECに43−69と敗れており、まだ本来の実力が発揮されていない様子。
織機戦は、日本代表組とケガの外人選手を除いたメンバー構成。
それでもプロップ元吉、ロック大久保、ウィング吉田、フルバック瓜生ら
日本代表経験者や、センターの山口、浅田などレギュラークラスの選手が
顔を揃える。オープン戦連敗中ということもあり、
試合前のウォームアップから気合が入っている。
一方の織機は、ニュージーランド留学組とケガ人を除く
現状のベストメンバーで挑む。前週のクボタ戦同様、
FWはロックに新外人のディオンを入れる構成。BKは、
横井が肩のケガから復帰しフルバックに入る。


<試合経過>
織機 サントリー
T G 得点 T G
前半 2 2 14 38 6 4
後半 4 4 28 26 4 3
合計 6 6 42 64 10 7

<織機> 新人
<サントリー>
氏名 年齢 身長 体重 出身校 No. 氏名 年齢 身長 体重 出身校
天野 智史 29 173 94 日本体育大 1 星川 大輔 29 189 105 関東学院大
土井 勝人 27 181 97 大阪体育大 2 山岡 俊 27 175 95 明治大
曽和 裕雅 25 177 103 龍谷大 3 元吉 和中 29 182 105 日本大
石川 茂幸 23 187 100 帝京大 4 早野 貴大 28 187 99 帝京大
ディオン ワラー 29 195 115 ワイカト・ポリテクニック 5 大久保 尚哉 26 190 99 筑波大
金田 拓也 27 183 95 名城大 6 北川 新三 30 180 92 関東学院大
有田 伸吾 24 178 87 大阪体育大 7 上村 康太 22 180 90 早稲田大
一本杉 仁志 26 180 85 大阪工大高 8 若松 大志 23 183 95 関東学院大
丹生 雅也 30 167 71 日本体育大 9 田原 耕太郎 23 171 70 早稲田大
アントニー モナハン 30 180 82 ワンガレイ高 10 菅藤 心 22 175 78 明治大
河野 裕 29 181 88 津久見高 11 浦田 修平 24 178 80 慶應大
佐々木 秀樹 26 176 83 名古屋工高 12 山口 大輔 25 183 85 明治大
夏山 昌利 27 172 79 帝京大 13 浅田 朗 26 180 80 摂南大
栗須 毅 25 169 70 名城大 14 吉田 尚史 28 180 80 専修大
横井 寛之 25 173 71 早稲田大 15 瓜生 靖治 23 176 78 慶應大
御原 耕二 22 175 99 日本大

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尾崎 章 25 173 107 同志社大
植野 剛吏 23 183 84 日生学園第二高 尾身 嘉信 28 180 95 青学大
高橋 悟 25 180 92 龍谷大 池谷 陽輔 23 183 110 法政大
マーク マリー 30 186 99 セイクリッド・ハート高 藤井 元基 26 190 98 同志社大
川上 良史 29 172 66 湖南農高 脇 健太 25 187 99 早稲田大
山下 太己 22 173 80 同志社大 森岡 恵二 23 165 64 専修大
平井 秀明 24 178 84 福岡工大 高野 貴司 24 175 93 早稲田大
中村 直紀 23 168 73 日本体育大 北條 純一 26 178 75 日本大
ダニエル バレイナドゴ 25 183 104 マリスト・ブラザーズ高

試合は立ち上がりから、気合の入ったサントリーが一方的に攻め込む。特にバックスのスピード、コンタクトで圧倒され、
前半6分、9分、20分、そしてウォーターブレイクを挟んで、25分、26分、33分と連続6トライを許し、0−38と一方的な試合展開。
その間織機も2、3度サントリーのゴール前まで攻め込んだが詰めが甘く、逆に相手にボールを奪われて一気にトライをされてしまう。
さらにロックのディオンがラフプレーで退場となり、苦しい試合展開。(練習試合のため、ディオンに代わってマークを投入)
ラックに対するレフリングで、織機が戸惑っている点もあったが、サントリーの継続ラグビーに、なかなかボールが奪えない状態が続く。
このまま大敗してしまうのかと思ったが、織機も集中力を切らさず必死に食らいつき、
前半35分にサントリー陣内のスクラムから、ハーフの丹生が鋭いステップでサイドをつき初トライ。
さらに38分、ハーフウェー付近の相手ボールのラックでボールを奪い、
ウィング・中村、ロック・石川の2年目コンビがうまくつなぎ、2本目のトライ。
14−38とし、後半に望みをつなげて前半を終了。

後半に入り、織機も徐々にボールを獲得して継続することができるようになり、
2分には織機陣ゴール前のピンチから相手ボールのラックをターンオーバー。
センター・佐々木が抜け出し、スタンドオフ・トニーからウィング・中村へとつないでトライ。
更に5分、ハーフウェー付近のペナルティーキックから、クイックタップでフランカー・高橋(悟)が抜け出し、
FWがうまくボールをつないでゴール前まで迫る、ラックから出たボールをスタンドオフ・トニーがトライし、28−38と追い上げる。
その後、織機はディフェンスでも粘りを見せるが、16分にサントリーがラインアウトからバックスに展開、
トライを奪われ 28−45と突き放される。
19分、サントリーがキックでタッチに出したボールを、ウィング・中村がフルバック・横井へクイックスロー。
ボールを持った横井が鋭いステップでタックルを次々とかわし、なんとそのまま60mを独走してトライ。35−45と再度織機も追い上げる。
後半20分のウォーターブレイクの後、一進一退の攻防が続くが、30分サントリーが織機陣ゴール前でパスミス。
織機がボールを奪い、フルバック・横井からセンター・ダニエルへとボールをつなぎ、ダニエルが70mを走り切ってトライ。
ゴールも決まって42−45と3点差まで詰め寄る。
残り10分、サントリーからの勝利を目指し織機も必死に攻めるがトライは奪えず、
逆に33分、35分、40分と連続3トライを奪われ、42−64と一気に突き放されて試合終了。


内容的には、織機が6トライを奪ったものの、
相手のミスやカウンターからのトライがほとんどで、意図したゲームプランでのトライは少なかった。
それと選手個々のコンタクトの強さ、スピードの差は明らかで、
まだまだ選手一人一人のレベルアップが必要。(これは実際に試合に出た選手が一番感じたのではないか)
ただ後半は、サントリー相手に互角に戦い、秋のシーズンに向け若干ではあるが、手応えを感じることができたのではないか。

これで春のオープン戦は終了し今後8月の合宿まで試合はないが、これから合宿までの間は、
秋のリーグ戦に向けてしっかりと体を作る時期なので、選手一人一人が自覚を持って練習に取組み、レベルアップを図る。
さらに三治キャプテン始めニュージーランド留学組がチームに合流し、
そしてプロップの堀江、棚原、ロックの小林らがケガから復帰してくるので、
合宿から秋のシーズンに向けて、チーム力のアップを図る。


レポート ラグビー部 K氏 











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